Pedantic*Asylum
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DATE: 2009/11/17(火)   CATEGORY: 読書感想文
魔法の館にやとわれて―大魔法使いクレストマンシー
魔法の館にやとわれて―大魔法使いクレストマンシー魔法の館にやとわれて―大魔法使いクレストマンシー
(2009/05)
ダイアナ・ウィン ジョーンズ

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 総合好感度……上の中

 クレストマンシー新作。
 おいしい料理を作るにはおいしい料理を食べなければならない、という信条に基づき、原稿も書かずに読んだ。

 15歳のクリストファーが登場。
 皮肉屋で傲慢な少年時代と、人間ができあがったクレストマンシー時代の中間なクリストファーが描かれている。
 ミリーを探して第7世界まで行くクリストファーの一途っぷりが主な見所です。ごめん嘘。

 魔法の描写としては、なんと金融に関わらせて来ましたよ。
 きちんと描写されてはなかったけど、インターネットで金融取引をして、魔法で「可能性の糸を引く」ことで利益を出すという恐ろしい金儲け。

 しかし、構成としてはちょっと微妙かも。
 他のクレストマンシーに比べると、中盤のカオスっぷりが足りない。
 給仕仕事の説明に紙幅を裂きすぎた感がある。
 もっとグチャグチャに引っかき回して、そして綺麗にまとめてほしかった。
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DATE: 2009/10/29(木)   CATEGORY: 読書感想文
なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか―キャリアにつながる学び方 (ちくまプリマー新書)なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか―キャリアにつながる学び方 (ちくまプリマー新書)
(2009/01)
浦坂 純子

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 総合好感度……中の下

 なんか、中高大学生に向けて、教育の効果について語るみたいな?
 あと若者を意識してると思われる表現がダダ滑りなのが痛いぞ!
 とりあえず「真面目に授業受けると意外とチカラが付くぞ」と言いたいのか。
 それから近視眼的にならず、人生の先を見据えて「勉強」しなさい、と。

 まあ、一言でまとめると……
「へーそうなん?」


 さて、レポート書くか。
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DATE: 2009/10/29(木)   CATEGORY: 読書感想文
悪徳の栄え
悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)
(1990/10)
マルキ・ド サドマルキ・ド・サド

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悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)
(1990/10)
マルキ・ド サドマルキ・ド・サド

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 総合好感度……上の中

「サディズム」の語源、サド侯爵の著書。
 美徳を軽蔑し悪徳を信奉する悪女ジュリエットの、罪と享楽に満ちた生涯の話。
 ジュリエットっていう美人の女の子がいろんな悪漢(そして変態)達とつるんで、やりたい放題します。
 で、諸国を旅して快楽を貪り、故郷に帰ってきて幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

 とりあえず思ったのは、サド侯爵はどんだけ人間社会が嫌いなんだということ。
 社会の全てが我慢ならなかったんじゃなかろうか。
 で、社会と社会的道徳(=美徳)の対立概念として使われるのが「自然」。
 他人を助けるという“不自然な”美徳ではなく、自然のままに自己の保存を求め、他者を踏みにじり悪徳の限りを尽くせと説いていらっしゃいます。

 言ってることはわかるけど、実践するにはぼくは“悪しき”教育を受けすぎてしまったというか。
 教育によって「美徳」で洗脳された我らは、生命としての自然に反して助けあっちゃう。
 でもそうやって作られてる「社会」って仕組みは、人間に最大多数の幸せを与えるにはけっこうナイスなシステムなんじゃなかろうか。
 というわけで私はむしろ進んで社会に洗脳され、そのことを自覚しながら美徳しようかと。

 とりあえず「悪徳の栄え」が普通に出版されて流通してる表現の自由に幸あれ。
 既存体制への批判が進化の鍵だ。
 あと普通に読み物として面白かった。「うほっwwwwいい外道wwwww」みたいな楽しみ方ができるよ!
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DATE: 2009/10/23(金)   CATEGORY: 読書感想文
されど罪人は竜と踊る 8 Nowhere here
されど罪人は竜と踊る 8 (ガガガ文庫)されど罪人は竜と踊る 8 (ガガガ文庫)
(2009/10/20)
浅井 ラボ

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 総合好感度……上の上


 はぁ。体が熱い。
 繰り返された世界ってそういうことか。何度繰り返されても、それでも。

 ペギンレイム、と仮に呼んでおくけれど、彼の思想はなんだかラブプラス。
 男に愛されるべく設計され、自動的に恋に落ちて、支配しながら隷属する。
 あとは肉欲に対応できれば完璧。そして、楽園はあまりに永く。

 イラスト的にニルギンが優遇されすぎだと思います。
 ストーリー的に冷遇されまくってるけど。
 イラストと言えば、アナピヤの死に顔はなんかこう心に来た。

 ああ、やっと落ち着いてきた。
 うん。すごかった。現在深夜1時。
 えーと、4時間くらいぶっ続けで読んだかな?
 疲れたー
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DATE: 2009/10/17(土)   CATEGORY: 読書感想文
キノの旅〈13〉the Beautiful World
キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)
(2009/10/10)
時雨沢 恵一

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 総合好感度……上の上

 一年一度の幸せ。
 コンスタントにハイクオリティー。

 特に面白かったのは「昔の話」あたりかなぁ。
「違法な国」はなんか何を指してるかけっこうはっきり分かって微妙だったかも。話としては面白いけど。
 あとは「いろいろな話」がいろいろ自由で楽しい感じ。

「あとがき」はネタ切れですね、わかります。
 でも普通のあとがきでもこれはこれで面白い。

 まあなんか、特に言うことはない。
 キノが今年も一冊増えましたというだけの話。
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